群馬県館林市で納品完了、ちょっと遅い昼食を摂ることに。
館林といえば、隣は栃木県佐野市。
佐野ラーメンで有名なところである。
帰り道とは逆方向だけど、距離にして10kmも離れていないので、佐野市に向かうことに。
しかし、時刻は15:00…多くの店は仕込み休憩に入っている。
携帯のらーナビで、営業中の店を検索。
その中から、こちらの店に…。

『万里』…佐野ラーメンの中でも人気が高い店のようだ。
ランチタイムから外れていたので空いていた。
今回はチャーシューメンを注文。

澄んだ醤油味のスープに大き目のバラ肉チャーシュー…特に個性的とはいえないルックスだけど、味はどうかな?
まずはスープをひと口…見た目通りスッキリとした印象。
鶏ガラと野菜の旨味があって、オーソドックスな醤油味。
若干ケミカルな味も感じられるけど、それほど大量にブチ込んであるわけではないので許容範囲内。
でも、麺はかなり個性的。

佐野ラーメン独特の、青竹打ちの麺。
縮れた平打ちで、結構薄目に延されていて、太さは不揃い。
刀削麺を長~くしたようなルックス…といえばわかりやすいかな。
食感はかなり複雑…基本的には柔らか目だけど、柔らかい部分と腰のしっかりした部分が入り交わっている。
ビロビロした食感だけど、表面が滑らかなので喉越しは悪くない。
ワンタンの皮を麺にしたような、何とも不思議な食感だけど、この食感が面白い。
その形状からも想像出来る通り、スープとの絡みは抜群。
チャーシューは大き目のバラ肉。

柔らかい食感とあっさりした味付けで、なかなかイイ感じ。
メンマも薄味で、シャッキリしている。
個性的な麺に対してあまりにもオーソドックス過ぎるスープ。
一見アンバランスな感も無きにしも非ずと言った感じだが、それでも抵抗無くスルスルと食べられるのが面白い。
スープが完全にバイプレイヤーに徹していて、麺の旨さを引き立てているような印象。
これでスープが強かったら、逆に麺と喧嘩するんじゃないかな。
まさにアンバランスの妙…と言ったところか。
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テーマ:ご当地ラーメン - ジャンル:グルメ
- 2010/04/03(土) 11:32:45|
- ラーメン(栃木県)
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